今日は新企画『ルプロドゥイール ドゥ ローズ』のお話です。
ルプロドゥイール ドゥ ローズ(Reproduire de rose)とは、フランス語で「バラを再現する」という意味。
前回のブログ記事で「アドベント期間に、実在のバラをミニチュア布花にして毎日発表する企画」について書きましたが、それの第2弾となります。
ただし、毎日ではなく不定期の発表となりますので悪しからず…
ではさっそく、1回目の『ルプロドゥイール ドゥ ローズ』いってみましょう!
[ラデュレ Ladurée]
フランスのバラ育種会社・ギヨーと、同じくフランスの老舗パティスリー・ラデュレのコラボレーションで作出されたバラ。
花色が咲き進むごとに、赤~ラズベリー~アプリコットと変化。
クオーターロゼット咲きの花はフルーティーな甘い香りで、ラデュレのお菓子を彷彿とさせる。
[参考]
大森プランツ株式会社「大森プランツ」,商品紹介-バラ GUILLOT(ギヨー) ラデュレ.http://www.omoriplants.com/commodity/rose/guillot/laduree.html(閲覧日:2021年9月14日).
このバラを知ったきっかけは、私が敬愛するBloom・Ikumiさんのインスタグラムから。
Ikumiさんが自宅の庭で育てているラデュレの写真を投稿していて、それが本当に素敵で!ひとめぼれ!
赤い蕾に、ラズベリー色のカップ咲き、フワッと開いた花弁はカメオのような奥深いアプリコット色。
ラデュレという名前からして興味を惹かれますし、やっぱり甘く良い香りがするのだそう。
パティスリー・ラデュレといえば、淑女のティータイムを思わせる優美で繊細、そして洒落っ気のあるフランス菓子ですよね。
そのイメージをそっくり写し取ったようなバラが、Ikumiさんのインスタグラムに投稿されていたのです。
その投稿を見た時、私はプライベートでとても落ち込むことがありました。
でも、ラデュレを見て一気にテンション爆上がり!
次の瞬間にはノートにラデュレの絵を写して、わくわくしながらデザインを考えていました。
…なんとも単純な私。
そうしてテンション高く作り始めたけど、このラデュレ…
物凄くやっかいでした。だって色が難しい!!
特に開花が進んだ花の、ラズベリーピンクからアプリコットになるグラデーションカラーに悪戦苦闘。
納得がいくまで時間がかかってしまいましたが、手間がかかった分より愛しい子になりました。
いつかは本物のラデュレにご対面して、芳しい香りを堪能したいものです。
いや、香りよりも…
私をひたすら悩ませた花弁の色を研究する為に、花弁にかじりつくように凝視してるかもしれません。
それでは次回の『ルプロドゥイール ドゥ ローズ』をお楽しみに!
【お知らせ】
『ルプロドゥイール ドゥ ローズ』で作ってほしいバラがありましたら、ぜひリクエストをお願いいたします。
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※この企画は不定期開催です。リクエストから発表まで時間がかかりますことをご了承ください。
※リクエストしたら買い取らないといけない…など、リクエストは購入を強要するものではありません。
このバラを布花で見てみたいな、ぐらいに気軽にリクエストしていただけたら嬉しいです。
※『ルプロドゥイール ドゥ ローズ』の布花をご購入希望の場合は、オーダーメイドとしてご注文を承ることも可能です。
詳しくは下記のリンク先をご覧ください。
[参考]
大森プランツ株式会社「大森プランツ」,商品紹介-バラ GUILLOT(ギヨー) ラデュレ.
http://www.omoriplants.com/commodity/rose/guillot/laduree.html(閲覧日:2021年9月14日).
フルーリール フルール
その時の気分によってミニチュアサイズの染め布花を取り替えて楽しめる『着せかえ布花』のオーダーメイドを承ります。 人気のバラやスズランなどの花、鷺草などの山野草をていねいな手仕事で布花に仕立てます。 あなたのお好きな植物を手のひらサイズのアクセサリーにして身に付けてみませんか?
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